専有ノード · 明確な責任範囲

1台を1人のテナントに専有

XcodeOps クラウド Mac が提供するのは、他のテナントとリソースを共有しない専有物理 Mac mini です。システムの初期化から接続方法、利用終了後の消去まで、各段階の責任範囲を明確にしています。

MLX 推論サービスと Xcode のビルドを同じマシンで実行できます。利用期間中、CPU、GPU、ユニファイドメモリ、ローカルストレージはお客様のワークロード専用です。アカウント、アプリ、鍵はお客様自身で管理してください。

ノード引き渡し時の封印

物理リソースは専有、アクセス認証情報は個別管理

テナント分離マシン全体を割り当て
リモート接続SSH · トンネル
利用終了後ディスク全体を消去
01 / リソースの分離

マシン全体を専有

1件の契約につき、専有物理 Mac mini を1台ご利用いただけます。同じマシンを他のテナントと共有したり、仮想マシンで計算リソースを分割して複数の利用者に割り当てたりすることはありません。

同じマシンを使う他のテナントはいません

コンパイル、シミュレーター、推論の各タスクには、お客様に割り当てられたマシン全体のリソースを使用します。他のテナントの処理が、この Mac mini の CPU、GPU、ユニファイドメモリを取り合うことはありません。

ノードの設置場所を選択

シンガポール、東京、ソウル、香港の4拠点から、チームのネットワーク経路に適した場所を選べます。ノード一覧と最新の空き状況は、ご注文時にコンソールでご確認ください。

ワークロードは自由に設定

利用期間中は、開発ツール、ビルドキャッシュ、MLX モデルを自由に設定できます。マシンを専有していても、アプリの安全性が自動的に確保されるわけではありません。サービスの待ち受けアドレス、依存関係の更新、アクセス権限はお客様自身で設定してください。

02 / 引き渡し前

システムを再準備してお渡し

ノードは引き渡し前にシステムを再インストールして検証し、その後、初期設定と認証情報の発行を行います。前の利用者のファイルが次の利用者に引き継がれることはありません。

接続用の認証情報は、ログイン後のコンソールから受け取れます。初回取得後は、管理されたパスワードマネージャーにすぐ保存し、チームの権限に応じて SSH 公開鍵を設定してください。認証情報をコードリポジトリやサポートチケットのスクリーンショットに記載しないでください。

01システムを再インストール

次回の引き渡しに備え、クリーンな macOS 環境を準備します。

02引き渡し状態を確認

ノードとシステムの初期化を検証してから、接続情報を発行します。

03認証情報を発行

公開ページには表示せず、ログイン後のコンソールから取得できます。

03 / 接続とサービス

リモートアクセスは必要な人だけに限定

専有物理マシンによってテナント間のリソースは分離されます。一方、手元のノート PC からノードへの接続や、ノード上のサービスをチームに公開する際は、用途に応じてアクセス範囲を設定する必要があります。

SSH

鍵認証を推奨

利用者ごとに公開鍵を登録し、複数人で同じ秘密鍵を共有しないようにしてください。鍵認証で接続できることを確認してから、チームの方針に従ってパスワード認証を無効にします。プロジェクトからメンバーが離れたら、該当する鍵を速やかに無効化してください。

VNC

デスクトップ接続はトンネル経由で

macOS の GUI が必要な場合は、先に SSH トンネルを確立し、VNC クライアントからローカルの転送ポートに接続してください。利便性のために、リモートデスクトップを管理されていないネットワークへ直接公開しないでください。

MLX

推論エンドポイントはまずローカル限定に

デプロイ時は mlx_lm.server をローカルループバックアドレスで待ち受けるように設定してください。チームからの接続には SSH トンネル、またはお客様が設定した管理下のプロキシを利用できます。公開範囲と認証方式は、稼働前に必ず確認してください。

接続前の確認事項:利用者ごとに専用の鍵があるか、リモートデスクトップがトンネル経由か、推論サービスの公開先が想定した相手に限られているかを確認してください。具体的なコマンドや移行手順は、接続ガイドをご覧ください。

04 / 利用終了後

データを移行し、解放してから消去

利用中のノードを唯一のバックアップ先にしないでください。解放前にコード、モデルの重み、証明書、ビルド成果物をエクスポートしてください。利用終了後、ノードのディスク全体を消去してから、次回の引き渡しに向けて再準備します。

  1. 01

    必要なデータを移行

    リポジトリ、モデルファイル、ビルド成果物、設定を確認し、お客様が管理する場所に保存されていることを確かめてください。

  2. 02

    利用を終了

    コンソールで更新または解約の手続きを行い、ノードに依存するタスクやサービスを停止してください。

  3. 03

    ディスク全体を消去

    ノード回収後にディスクの内容を消去し、次回のシステム準備と引き渡し前検証に進みます。

消去は、お客様自身のバックアップや鍵のローテーションに代わるものではありません。利用終了前に、不要になったアクセス権限も取り消してください。

05 / 施設とネットワーク

データセンターとインターネット、それぞれの境界を管理

4つのノードは、物理アクセス制御と電源冗長性を備えたデータセンターに設置され、シンガポール、東京、ソウル、香港方面への接続に対応します。各マシンには専用のパブリック IP アドレスを割り当てます。リモート接続の入口が明確になる一方、インターネットに公開するポートはお客様自身で確認してください。

ノードを選ぶ際は、まずチームからデータセンターまでのネットワーク経路を検討し、次にモデルの重みやビルドキャッシュなど、大容量ファイルの同期経路を考慮してください。データセンターの設備が管理するのは機器の設置環境です。インターネットに公開するサービスの待ち受け設定、認証、アプリケーションログは、お客様の設定範囲です。

アジア太平洋の4拠点

  • SGシンガポール東南アジア向け
  • JP東京東アジア向け
  • KRソウル北東アジア向け
  • HK香港華南・東南アジア向け

実際の通信経路は、通信事業者やアクセス時間帯によって異なります。ノードを選ぶ際は、接続ガイドの遅延一覧を参考にし、ご利用のネットワークで測定した結果をもとに判断してください。

06 / 責任分担

当社が行うこと、お客様に設定いただくこと

物理的に分離されていても、アプリの権限管理が自動で行われるわけではありません。MLX エンドポイントや CI ランナーを稼働させる前に、以下の表で役割分担をご確認ください。

XcodeOps とお客様のセキュリティ責任分担
項目 XcodeOps の担当 お客様の担当
ハードウェアと施設 物理 Mac mini、データセンター設備、ノードの引き渡し チームのネットワーク経路に適したノードの選択
システムの引き渡し 引き渡し前の再インストール、検証、初期認証情報の発行 認証情報の取得と安全な保管、その後のシステム設定の管理
リモートアクセス ノードと接続情報の提供 SSH 鍵、利用者への権限付与、VNC トンネル、公開ポート
アプリとデータ 利用終了後のノードのディスク全体の消去 アプリの更新、モデルの重み、ビルド成果物、バックアップ、データ移行
サービスの鍵 アカウントとサポートチケット窓口の提供 アプリケーショントークン、署名用情報、その他の鍵の保管とローテーション
07 / セキュリティに関する連絡

問題を発見したら、再現できる情報をお知らせください

アカウント、ノードの引き渡し、サービスの API に影響する可能性のあるセキュリティ上の問題を発見した場合は、次のメールアドレスまでご連絡ください: support@xcodeops.com。ログイン済みのお客様は、コンソールからサポートチケットを送信することもできます。現在の注文やノードに関するお問い合わせは、チケットのほうが関連情報を共有しやすくなります。

報告には、影響を受けるページや機能、再現手順、期待した結果と実際の結果、安全に共有できるスクリーンショットやエラー情報を記載してください。秘密鍵、認証情報一式、モデルの重み、他者の個人データはメールで送らないでください。

責任ある脆弱性開示の対応手順

  1. 01

    メールまたはログイン後のサポートチケットから、再現に必要な最小限の情報をお送りください。

  2. 02

    当社が影響範囲を確認し、連絡を受けた方法で進捗や追加で必要な情報をお知らせします。

  3. 03

    問題への対応が完了し、双方が公開に適切と確認するまでは、悪用に直結する詳細を公開しないでください。

最初の返信はメールまたはチケットの受付通知でご確認ください。稼働中のノードに関する緊急の問題は、特定をスムーズに進めるため、チケットに注文番号とノード情報を添えてください。

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次のビルドや推論タスクに専有 Mac を

機種、ノード、接続方法を確認してからご注文ください。最新の空き状況はコンソールでご確認いただけます。